今回の設定
ランチの後に、ホテルの庭でいとこと話していたステイシー。
暑さのせいか、急に体調不良を訴えて、部屋に戻った後に気を失い、慌てたいとこは救急車を呼びました。
Ⅱ度(病院へ搬送が必要)の熱中症のようですが・・・
(彼女の友達ですか?)
(いいえ、いとこです。)
Dr. Kiwi's Point 1
周りの人もパニックになっている場合もあるので、落ち着かせるよう努める。言葉も短く明確に。
救急要請の場合、患者本人は話せる状況ではないことも多い。
家族や友人など状況を知る人からできる限りの情報を収集する。
(何があったのですか?)
(庭のベンチに座って話していて、すごく暑いからすぐに部屋に戻ったら、彼女が気を失って。)
(それはいつですか?)
(15分くらい前です。)
(わかりました。)
Dr. Kiwi's Point 2
【いつ】【何が】【その他の情報】などはすぐ確認できるようにしておく。
【いつ】▶When did it happen?
【何が】▶What happened?
【その他】▶Does he/she take any medication?(服用している薬の有無)
<すぐに患者の状況を確認>
ステイシーは意識がもうろうとしている。
(名前言えますか。)
(ス・ス・テイ・シーよ。)
(ステーシー今の気分はどう?)
(分からない。暑くてクラクラするの。)
We will take you to the hospital.
(今体温を測りますね。これから救急車で病院へ運びますね。)
Dr. Kiwi's Point 3
救急では一刻を争う場合もあるが、宗教的な理由等で禁止されている行為もある。
独特な医療行為を信じ、現代的な医療行為を信じていない場合等もあるので、後々のトラブルを避ける意味でも:
▶バイタルチェック等『検査をする』『体に触れる』場合には、必ず説明して本人や同伴者に許可を得る。
▶救急搬送の場合には、今後の流れや、考えられる病状、原因等も可能な限り説明する。
①she fainted.
(彼女が気を失って。)
②When did it happen?
(それはいつですか。)
③Can you tell me your name?
(名前言えますか。)
*急を要するからこそ安心感を!
『安心感』を与えられるコミュニケーション能力 ➡できるだけ分かりやすく短く、簡潔な英語で
翻訳機は周囲の音により精度が左右されるので基本的なフレーズは覚えておく