医療英語の必要性

近年少子化による労働者不足の影響や、第一次産業における担い手不足により、多くの外国人が労働者として日本を訪れています。

それに伴い、在日外国人の数も増えています。加えて、2019年ラグビーワールドカップや2021年東京オリンピック・パラリンピックを控え、外国人観光客の数も増加の一途をたどっています。

2020年の未曽有のCOVID-19により、世界各国間での往来が一時的に禁止、または制限されています。

それでも、多くの外国人は、このパンデミックの心配がなくなった暁には日本を訪問したいと考えています。身近な外国人の中にも、日本を気に入り、定期的に訪問している方もいます。

山積みの課題

このような状況の中、国、中枢都市の大病院、地方の病院や中小規模の病院は多くの課題を抱えています。

・医療機関の【多言語対応】の整備

・【国の認定】を受ける対応
   (環境整備や資金繰り)


・【国の認定】の有無に関わらず外国人患者への対応

・医療通訳の質の担保や高額料金、医療という特殊性における諸問題

・AI等を利用した自動翻訳機の質の問題

・医療機関ごとに委ねられる外国人患者への手探りの対応や関連する課題

加えて、COVID-19の影響は大きく、全世界の医療、経済、政治といった多方面にその影響は及んでいます。

現状では、2021年の東京オリンピック・パラリンピックの開催もいささか不透明ではあるものの、医療現場における英語を含めた多言語での対応が急務であることは変わりありません。

医療教育機関の取組み

教育機関では、多くの学生は、医療英語の学習が必須です。在学中に資格試験を受験する学生も多くいます。

しかし、現状では他の学習や就労、実験等に時間を費やさざるを得ず、思うように学習できない学生が多いことも事実です。

また、医療英語には患者との簡単なコミュニケーションから専門的な症状の説明など幅広い知識が必要となり、医師、看護師、受付等の事務、薬剤師、救急隊員などそれぞれが必要になる知識も異なります。

更に、学生時代に基礎を勉強して資格を取っても、実際の現場で常に使用するためには継続的なトレーニングが必要です。

ニーズに合うサービス

そこで、コロウッドでは、自身も海外で医学の基礎を学び、現地での国家資格である応急処置の資格、日本での医療英語検定の資格や医療通訳の経験をを持つスタッフが、医療現場で使う基本的な英会話外国人対応のノウハウ、医療検定試験対策などをサポートします。

様々な経験や、今までのお客様のニーズを踏まえ以下のサービスを提供します。

まとめ

各分野で医療英語の整備は進んでいるものの課題も多い中で、医療を必要とする外国人の患者さんを拒否することはできない状況です。

コロウッドでは、海外で医学の基礎を学び、医療通訳の実績もあるスタッフが、医療機関や多忙な医学学習者の負担を少しでも軽減できるようなサービスを提供しています。

日本中でも多くの方が、医療英語に関するサービスの提供、貢献をされています。その1つ1つは微々たる力かもしれませんが、そのような小さな力の積み重ねや連携が、近い将来、外国人も日本人も安心して医療を提供できる、医療を受けられる社会を実現すると信じています。

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