今回の設定

ハイキングをする予定だったアメリカ人観光客のボブ。
出発前に腹痛を感じて、朝食で食べたものを2回吐いてしまい、頭もクラクラします。
少し横になりましたが、良くなる気配がないのでクリニックにやってきました。

Bob
Hi…, I…,
(あっ、あの・・・)
受付
Oh, are you OK?
(まぁ、大丈夫ですか?)

Please sit down here.
(こちらに座って下さい。)
Bob
Oh, thank you.
(あっ、ありがとうございます。)

Dr. Kiwi's Point 1

クリニックへ来る人は、体調不良を抱えて助けを求めてやって来る。

様子を良く確認して、必要ならば「座らせる」「横になってもらう」「別室へ案内する」といった配慮を忘れない。

受付
Can you tell me your name, please?
(お名前教えていただけますか?)

And what happened?
(どうしたんですか?)
Bob
I’m Bob from the US.
(アメリカから来たボブです。)

My tummy suddenly hurt.
(急におなかが痛くなって。)

Dr. Kiwi's Point 2

痛みの場所や症状を的確に把握する。

Tummyはおなか全体を指しており、痛みの所在が明確に胃や腸とは言い切れず【おなか全体】が痛いような場合にも使われるので、具体的な場所を聞き出したい時には実際に触ってもらう。

例:Can you touch the place you feel pain?

受付
Oh, sorry to hear that.
(あ~それはお辛いですね。)

You look pale.
(顔色も悪いですよ。)

Do you have any other symptoms, Bob?
(ボブさん、他にも何か症状がありますか。)
Bob
I vomited 2 times.
(2回吐きました。)

I also feel dizzy.
(ちょっとクラクラします。)

Dr. Kiwi's Point 3

"Sorry to hear that"は体調不良や悪いニュースに対して、相手に同情や慰めの気持ちを示す決まり文句。

この場合には、このフレーズを用いることで、【お辛い気持ちをお察しします。】という共感を示すことができる。

また、相手の名前を会話の中に入れることで、「~さんという存在を認める」意味を示すことができ、信頼関係の構築に役立つ。

受付
I see.
(なるほど。)

Do you still have pain now, Bob?
(ボブさん、今もまだ痛みがありますか?)
Bob
Well, yes.
(う~ん、そうですね~)

But it’s getting better.
(でもだいぶ治まってきました。)
受付
I see.
(そうですか。)

Doctor will see you shortly.
(すぐに先生の診察になりますからね)
今回の今すぐ覚えるフレーズ

what happened?
(どうしたんですか。)

Oh, sorry to hear that.
(あ~それはお辛いですね。)

I also feel dizzy.
(クラクラします。)

*患者の訴えに耳と心を傾ける!

今回のボブのように、言葉の通じない場所で突然起きる体調不良は非常に不安なもの。

言葉だけでなく、相手の言動に十分注意を払い、まずは患者を安心させることが重要。

立って話すことが辛そうな場合には椅子に座らせ、場合によっては横になって楽な姿勢を取らせてから、患者の病状を把握していく。

相手は体調が悪いので、できるだけ分かりやすく短く、簡潔な英語を使用する。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事